正直、一人暮らしをはじめた今でも、そのグズを完璧には脱却できていない。しかし、もしかしたらこうすればグズを脱却できるんじゃないかな?ということに気づいたので、少しまとめておく。
僕は今、一人暮らしをしているが、実家にいたころと比べて今の生活環境はかなり不便だ。圧倒的にモノが少ないせいで、いろいろと不便を感じることが多い。
しかし、この"不便な環境"こそが、もしかしたらグズ脱却へのもっともシンプルな近道なのかもしれないと思う。というのも、実際に僕がこの1ヶ月間、不便な環境で生活してきて、以前よりグズが改善したのだ。
不便な環境に身をおくことには、2つのメリットがある。
1つは、自然と自分で工夫するようになる、というメリットだ。
実家にいたころは、モノがあふれていて、とにかくなんでもあった。家電も、食べものも、家具も。腹が減れば、ストックしてあるお菓子やパンを食べれるし、寒ければストーブを付けることができた。
しかし、今はそんな恵まれた環境にはいない。お菓子のストックもなければ、ストーブもない。最低限の暖房器具しかない。
この環境は実家に比べて、とても不便だ。だけど、不便な環境にいることで、その不便さをなんとか解消しようと、自分で工夫するようになった。
たとえば、家にはトースターがないのだが、このあいだ食パンが食べたくなった。僕は買ってあった食パンを出し、どうやって食べようかと迷ったあげく、マーガリンを塗りたくり、コンロの火に数秒かざしてみたのだ。
すると、ほんの数秒、火に当てただけでマーガリンがいい感じに溶けてとてもおいしくなったのだ。
この例は、たいした工夫ではないのかもしれないが、僕にとってはちょっと感動的で嬉しい発見だった。トースターがないという環境のおかげで、こうして自力で新しい食パンの食べ方を発見できたのだ。
2つめのメリットは、あたりまえのことに感動したり、感謝できるようになること。
僕は普段から、かなりネットを使う。iPhoneでは、ひっきりなしにネットを閲覧しているし、動画もよく見る。
実家にいたころは、自宅にWIFIがあったのでそれを使って無限にネットに繋げていた。しかし、一人暮らししている家にはネットが通っていない。
今の僕のネット環境はiPhoneだけ。しかし、iPhoneには月7GBの制限がある。この制限がかなり厄介で、常に通信量を気にしなければならなくて、ストレスが溜まる。実際、今現在も制限がかかっている状態で、ほとんどネットが見れない。
僕は、この不便なネット環境をどうにかしようと考えた。結果、近所のマクドナルドに行って、公衆無線LANを利用することにした。
暇なときは、近所のマックに行ってメニューを注文し、iPhoneをWIFIに繋ぐ。そして、心おきなくネットを見る。こんなにも公衆無線LANの存在をありがたく思ったことはない。
実家にいたころは、公衆無線LANのありがたみを感じたことはなかった。外出先でWIFIが入ると「あ、WIFIあるんだ、ラッキー」くらいにしか思わなかった。
しかし今では、外でWIFIに繋がると「あ!WIFIあるじゃん!ありがたい!!」と感動するようになった。ちょっと大げさかもしれないが。
今まで当然だと思っていたものがあたりまえでなくなったとき。はじめてそのことに感謝したり、感動したりできる。不便な環境に身をおいて、そのことを学べた。
不便な環境に身をおくことで、グズ脱却に繋がるんじゃないか、という僕の仮説。不便さを解消しようと自分で工夫するようになる。そして、あたりまえとおもっていたモノゴトに感動し、感謝することができる。
こういった環境の変化を体験することはグズ脱却に近づく大きな一歩だと思う。
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2月1日にオープンしたリバハチ最初のパーティです。リバハチの"ハチ"にちなんで8日に開催するみたいです。明日は、僕もお邪魔させていただきます。
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— リバハチ (@livertyhachioji) 2015, 2月 25
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