本田直之さんの『思考をやわらかくする授業』を読みました。常識にとらわれずに、自分の頭で自由に考えて、人生を生きるための考え方が61のレッスンに渡って書いてあります。61個のなかから、覚えておきたいと思った10個を簡単にまとめます。
なにもやる気が起きないのは、結局きみの欲求が他人の価値観に「騙されている」からだ。
もはや「できるだけ多くの人に」ではなく、「ごく一部の人に」気に入ってもらえればよくなった。
プライドが邪魔してやらなかったやり方でやってみると、あっという間にうまくいく。
なにをはじめるにしたって、条件が完璧にそろっていることなんてほとんどない。まず工夫をしてみること。そして遠慮せずに、お願いしてみること。
納得がいかないことがあれば、それはイノベーションできるチャンスだ。
誰かに「憧れる」のはやめよう。大事なことは、この人にできているなら、自分にもできるだろうと思うことだ。どんな人だって、少しずつやり方を変えて、一つずつ身につけていっただけだ。
大切なことは、自分にとって「なにが理想か」ではなく、「なにが不可欠か」を考えること。
「なにを知っているか」はどうでもいい。重要なのはその知識を使って、どんな新しい価値を生み出せるか。
急いで喋らなければと思うのは自信がないから。喋りたいことだけを、自分のペースで喋ればいい。
なにをやりたいのか、はっきりしない?それなら自分が「やりたいこと」じゃなくて、「我慢したくないこと」を考えてみてもいいと思う。
このほかにも全部で61個の思考をやわらかくする考え方が載っています。1個1個が完結に書かれているので、さくさく読めました。ずっと読みたいと思っていた本なので、やっと読めてよかったです。収穫の多い本でした。
思考をやわらかくする授業 (Sanctuary books)
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2013/11/20
- メディア: 単行本
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