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内向的な人による、内向的な人のための、内省ブログ

ぼくにとってのしあわせ

この土日は意味もなくビジネスホテルに泊まるという過ごし方をした。前からたま~にやっていて今回はけっこうひさしぶり。新小岩のホテル(7000円くらい)を取って1泊してきた。

 

べつに特別なことはなにもしてなくて、ただただのんびりと過ごしただけ。それでも日常とはちがう街で、いつもとちがうところで寝るというだけでだいぶ気分が変わるので楽しい。たまにやると気分転換になる。

 

で、今朝そのホテルをチェックアウトしてから小一時間くらい散歩をした。江戸川区の荒川?あたりだったので、スカイツリーを眺めながら歩くことができた。はじめは曇っていたけど、だんだんと晴れてきて、ほどよく暖かく、ちょっと強めの風が吹いていてとても気持ちよかった。

 

けっこうひさしぶりに「あ~いましあわせだな~」と感じた。

 

そこで思ったんだけど、自分はどんなときにしあわせを感じるんだろうな、って。しあわせを感じる瞬間はいくつかあると思うんだけど、たぶん今日みたいに気持ちよく散歩できたときはそのうちの一つとして挙げられると思う。

 

ニートだったとき暇すぎて、天気のいい日に近所の川沿いや公園を散歩しに行ったときすごくいい気分になったのを覚えている。それを何回か繰り返していたら、いつの間にか「仕事にチャレンジしてみよう」と思えるようになってニート脱却できた。因果関係あるかわかんないけど。

 

あと、しあわせを感じる瞬間として思い当たるのは人と楽しく過ごしているとき。基本的に人見知りで、コミュ障で、非社交的なんだけど、たま~にすごく気分よく人とコミュニケーションできるときがあって、そのときは素直に「いましあわせだな~」と思える。

 

それでいうと、たぶんしあわせっていうのは環境とか状態を表すものじゃなくて、ひとつの感情とか気分を現すものなんだろうなと思う。お金いっぱい持ってるとか、家族がいるとか、そういう環境・状態自体がしあわせなんじゃなくて、そのときの感情とか気分がしあわせってことなんだと思う。だから、しあわせな感情・気分になれる環境・状態にいることが大切なんじゃないか。

 

いまのぼくはどうだろう。仕事がつらいのでいまの職場はいい環境じゃないのかもしれない。でも冷静に考えてみると、全然仕事できないのにみんな仲良くしてくれるし、給料にも不満ないし、休みもちゃんとあるし、そんなに残業も多くないので、むしろかなりいい環境なのかもしれない。

 

と思ったりもするけど、実際どうなのかはいまの職場しか経験していないのでわからない。上述のようにいい面もあるけど、でも気持ち的につらいことが多いのも事実で、業務的にも人間関係的にも限界がきている感はある。だから次の道を考えたりはするんだけど、行きたい場所が見つからなくてなかなかよそにいけない。

 

たぶんまだまだ狭い世界しか知らないので、みんながどんな世界にいるのか気になる。どんな職場でどんな思いでどんな仕事をしているのか。つらいことがない仕事なんてないと思うんだけど、じゃあどんなつらさがあるのか、とかも気になる。それを知るためにはやっぱ交友関係ひろげて、人に聞くのが一番なんだろうなー...(人見知り・コミュ障には厳しい...)

 

そんな風にたまに社交的な考えが浮かんだりするんだけど、やっぱり勇気が出なくてなかなかできない。やっぱり人と会うとすごくエネルギーを使うので疲れてしまう。無意識のうちに無理をしていて、演じたり、自己防衛に必死になったりしてしまう。とくに最近は人付き合いで疲弊することが多くて、どんどん人付き合いから離れてしまっている。

 

だから仕事以外では、基本一人で過ごしている。一人でいるのは楽だから好きなんだけど、でもやっぱ寂しさもある。最近けっこうそこで葛藤していて、「疲れるから一人でいたい」vs「やっぱさみしい」という戦いが行われている。今日の散歩なんかも誰かと共有できたらいいなーと思いつつ、でもやっぱ一人がいいやと思ったり。

 

肩肘張らず、無理せずに、接することができて、落ち着く人がいたら...な。

 

と思いつつ、これからひとり自宅へ帰る。