高校時代、友人に突然言われた。
「おまえの欠点分かったわ。反省はするけど、改善はしないとこ」
この指摘が的を得すぎていて、言われた当時はかなりの衝撃を受けた。それからよくこの言葉を思い出す。何度思い出しても、的確な指摘すぎてなにも言えない。
僕はよく反省する。「ああ、あのときああすればよかった」「くそ、まちがえた」「あんなことしなきゃよかった」「だから僕はダメなんだよな」「僕ってほんとダメ人間」いつもこのブログで書いているようなことばかりだ。
で、普通さ、人は反省したら、改善するもの。過去の失敗を受け止め、次に活かす。また同じ失敗を繰り返さないように改善する。修正する。そうやって人は学習し、成長していく。
ただ、僕はいつも改善しない。いつもだ。ただ反省や後悔して、それで終わり。直さない。次に活かさない。だからいつまでたっても変わらない。いつも同じ失敗をする。成長しない。
別にわざと改善しないようにしてるわけじゃない。ただやらないだけ。なんでやらないのかは自分でもわからない。そこまで頭が回らないだけ。「ああ、まちがえちゃった」→「よし、次はこうしよう」ってならない。「ああ、まちがえちゃった」→「もうやだ、もうやりたくない、俺はダメ人間」ってなる。
もう無能でしかないよね。改善しないなんて。たぶん、自己愛が強すぎて、失敗をちゃんと受け止められてないっていうのが原因なんじゃないかな。「この俺が失敗するわけないじゃん、仮に失敗したとしてもそれは偶然。本気出せばちゃんとできるって」って思ってるんじゃないか。
自己愛強すぎると、現実見れなくなるし、いろいろ歪むし、最悪。適度なレベルで自己愛を保つのが一番健全。肥大化した自己愛をコントロールするのはかなり難しい。自己愛性パーソナリティ障害の治療は難しいらしい。
自己愛のコントロールの仕方を教えてほしい。
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