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内向的な人による、内向的な人のための、内省ブログ

いまだに進路が決まっていないという話

進路が決まっていません。ずっと「就職したくないなー」と思いながら、だらだら就職活動をしたりしなかったりしていたら、気づけば11月になっていました。企業からの内定は1社からいただいていますが、入社するかどうか決めていません。というか、入社したくないという気持ちのほうが大きいです。

 

内定もらったんなら、働けばいいじゃん!と自分でも思いますけど、いざ本当に正社員として働く未来が見えてきたら、「やっぱり働きたくない!」という思いが出てきました。その企業が飲食業界だけあって、厳しい労働環境になることが目に見えているというのもあります。

 

「一度、社会を経験しておくのも大事」とよく耳にします。なんとなく言っている意味も分かりますし、もし僕が社会に出たとしたら、きっと同じことを思うでしょう。しかし現状、僕は「働くこと」へのプレッシャーに負けていて、「就職」に背を向け立ち尽くしています。

 

「働きたくない」vs「働いたほうがいいんだろう」という葛藤に苛まれています。自分の働きたくないという気持ちを尊重するのか、それとも、そんな傲慢な態度は捨てて、黙って働けばいいという社会からの見えない圧力に屈するのか、という葛藤です。

 

もし就職しなくてもなんとかなる道があるのならそっちを選びたい。数年間はなんとかなったとしても、その先が見えないかもしれないという不安はある。が、そういう行き当たりばったりな人生でもいいのかも、と少し思ったりもしている。けど、そんな生き方をしてまともに生きていけるのか分からないな、とやっぱり不安になったりもする。

 

僕はとくになんのスキルもない文系大学生だ。なにか優れた能力があるなら、起業したり、独立したりできるのかもしれないけど、そんなことができるほどのスキルはない。ものすごい凡人だ。ものすごく普通の人間だ。昔から、「個性がないことが個性です」と強がっているくらい無個性だ。普通の人コンテストがあれば、間違いなく優勝できるくらいに普通だ。

 

そんなTHE・凡人の僕はこれからどうやって生きていくのだろう?なんとかなるような気もしているし、どこかで行き詰って泣く泣く就職するような気もします。さあ1年後、いったい僕はどこでなにしてるだろうか。不安もあるけど、好奇心もある。