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内向的な人による、内向的な人のための、内省ブログ

いまたくさん悩めば、いい大人になれると思いたい

性格上、よく悩んでしまう。

 

優柔不断で、いろんなものが怖くて、不安。人生を左右する大きな決断、日常の小さな決断を問わず、なにかと立ち止まって悩んでしまう。小さいころから、いまに至るまでずっとそんな感じで生きてきた。

 

悩むのはつらい。悩んでいる状態そのものが苦しい上に、そんなに悩まずにサクサクと進んでいる他人と自分を比較してしまうとさらにつらい。どんどん遅れを取っているような気持ちになってしまう。

 

さいころは、怒られたり、失望されるのが怖くて言い出せなくて悩むということが多かった。たとえば中学生のとき、美術の授業で使う絵具を買うためのお金を親から受け取っていたのに、それを集金日に学校に持っていくのを忘れてしまったことがあった。先生に言えばなんとかしてくれたかもしれないのに言い出せなかったし、親にも言えなかった。だからなんとかして自力で絵具を手に入れなくちゃいけなくて、ひとりでめちゃくちゃ悩んでた。

 

▼ そのときの出来事について詳しく書いた過去記事

https://enpitsu-megane.hatenablog.com/entry/2014/10/13/132306

 

いまだったら、おもに仕事のことで悩むことが多い。仕事がうまくできない、期日に間に合わない、誰にも相談できない、いまの仕事が向いてない、今後のキャリアが描けない、転職したいけどやりたい仕事・向いてる仕事がわからない、とかとか。

 

ほぼつねに頭のなかになにかしら悩み事があって、もやもやが引っかかっているような感じ。大人になればみんななにかしら悩みがあるだろうと思うけど、その中でも器用な人は悩み事への対処が上手な印象がある。「いまは悩むのをやめる」とか「いったん仮の答えを出しておく」という感じで、あんまり悩むことで深みに嵌っていかない印象だ。

 

それなのにぼくは...と思ってしまう。できることなら、いちいち悩まずにサクサクっと決断を繰り返して生きてみたいと思ってしまう。そのほうが楽しく、爽快に生きれるんだろうな、と妄想してしまう。

 

ところで、こないだ Youtube でカジサックのチャンネルに NON STYLE の石田が登場している動画をみた。石田がこのチャンネルに登場するのはもう4回目とかで、テレビで見る石田とはちがってすごく素でしゃべっている感じが好きで毎回見ている。

 

石田といえば、うつ病を患っていたことを告白している。対人恐怖症っぽい症状があったこともあるそう。ぼくはうつ病になったことはない(と思う)ので、勝手に重ねるのはかなりおこがましいけど、でも同じタイプの人なんだなと勝手に感情移入してしまう。陰と陽で言えば、同じ陰なんだな、と。

 

そんな石田は、いまは結婚もしてお子さんが3人いてとても円満な家庭を築いている。仕事でも好きな仕事を活き活きとやっている(ように見える)。なにより、カジサックの動画でしゃべっている石田が全然飾ってないのに、すごくいい人なんだなと感じられる。

 

こないだの動画を見ていて思ったのは、若いころにさんざん悩み苦しんだからこそ、いまの石田があるんだろうな、と。人が怖いとか、仕事がうまくいかない、つらい、苦しいとかいろんなことと闘ってきた経験があるからこそ、いま見えるものがあるんだろうな、と。

 

だからいま悩むことはそんなに悪いことじゃないんじゃないかと。むしろいまたくさん悩んだほうが、40歳くらいになったときにいい大人になれるんじゃないかなと。そう思うようになった。20代〜30代のときに悩むのはそんなに悪いことじゃなくて、そこでの経験の差が40代になったときに出てくるのかな、と思ったりした。

 

だからいまはきっとたくさん悩んでもいいんだな、と思えた。そんな話。

 

▼ カジサック×NON STYLE 石田の動画

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