好きなことシリーズ第3弾。この記事でなんとか僕の趣味についてまとめきれればと思う。
今回書く趣味は比較的、最近はまっているもの、もしくは以前から現在まで続いている趣味について取り上げる。
野球観戦
僕は無類の「横浜DeNAベイスターズ」ファンだ。2008年から応援し始めて、今年でファン暦7年目に入る。
僕自身は野球経験はまったくない。学校の体育の授業でソフトボールをちょっとやったり、友達と遊びでやったことがあるくらいだ。そんな僕が野球観戦にハマった理由は、中学2年のときに大の巨人ファンであるKに出会ったからだ。Kは自身のモットーに「貫け、巨人愛」を掲げるほど巨人を愛していた。僕はもともと多少野球に興味があった。そして、彼と野球の話をするうちに本格的にプロ野球にハマっていったのだ。
それ以来、プロ野球は僕の生活の一部になった。ただ、野球観戦とは言ってもほとんど球場に足を運ぶことはない。ほんとは球場に見に行きたいのだが、なかなか行く機会がつかめていないのだ。だから、基本的にはテレビで観戦している。試合がやっている18時~22時くらいの時間帯に家にいれば、リビングのテレビを占拠し観戦している。試合がやっていない日中でも、スマホで野球に関するあらゆる情報を仕入れている。朝・昼・晩、常に何かしらで野球に時間を割いている。おそらく死ぬまで、ベイスターズを応援することになるだろう。
DVD観賞
映画を見ることも大好きだ。邦画より洋画派で、字幕ではなく吹き替えで見る。僕にとっては声優も楽しむポイントのひとつだからだ。
よく見るジャンルはコメディやヒューマンあたりが多い。今まで見た中で気に入った作品には「ハングオーバーシリーズ」「天使のくれた時間」「イエスマン」「ターミナル」などがある。魅力溢れるキャラクターが登場する映画や、登場人物の人生を描くような映画に惹かれる。以前、自己嫌悪に明け暮れ、これからどんな人生を生きればいいのだろう、と悩んでいたときがあった。そんなときに映画を見ると、人生に対してポジティブな印象が持てた。
去年あたりからは洋画より海外ドラマを見るようになった。なんとなく洋画に飽きてきたころに「海外ドラマでも見てみるか」と思い、見始めたのが「HOMELAND」だった。ストーリーの説明は省くが、これに大ハマりしたことがきっかけで洋画から海外ドラマにシフトチェンジし、一気にHOMELANDの最新シリーズまでを見きってしまった。次のシリーズがレンタルされるまでの繋ぎとして見始めたのが「Gossip Girl」。これまた大ハマり。現在、少しずつ見進めている最中だ。
こうして映画や海外ドラマを見るとき、僕は登場するどれかのキャラクターに憧れることが多い。「こいつみたいになりたいなあ」とか「こういう風に生きたいなあ」と。実際、現実で好きなキャラクターを意識した発言をしたり、動作をしたりすることがある。自分でも気持ち悪いとは思うけど、好きなんだからしょうがない。マネをすることで生活が楽しくなったりもする。これからまたどんなキャラクターに出会えるか楽しみだ。
読書
小さいころから割りと本を読んでいたと思う。小学校のころはよく「ズッコケ3人組」を読んでいた。僕は本を読むのが早くはないし、読む量も多くない。ゆっくりじっくり読むタイプだ。だから、年間に何百冊も読んだりすることはない。面白そうだと思って手に取った本をじっくり読むのが僕は大好きなのだ。
小説で一番好きな作家は森絵都さんだ。その著作の中でも「風に舞い上がるビニールシート」は名作だと思う。第135回直木賞を受賞している作品で評価も高い。6編の短編が入っており、それぞれまったく別の物語なのだが、ある共通しているテーマがある。それぞれの短編の主人公、あるいは登場人物はみな、独自の確固たる価値観を持っているのだ。この作品では自分だけの価値観を大事にして懸命に生きる登場人物が描かれている。この作品のみならず、森絵都さんの小説には「人生って案外ハッピーで楽しいものだよ」というメッセージが込めれている気がする。「架空の球を追う」という作品では、生活のほんの些細な出来事から「あ、人生って結構いいもんだな」と思わされる描写が多々ある。森絵都作品には暖かいメッセージが含まれていて大好きだ。
だが、最近は小説よりビジネス書や新書を読むことが多くなった。大学生になったからだろうか、人生に関する具体的な知識を求めるようになった。小説よりも内容が難しく読みにくい分、さらに読むのは遅い。それなのにどんどん読みたい本が溜まっていくもんだから、まったく追いつかない。読みたい本リストが増える一方で困っている。この夏にいくらか消費できればと思っている。
だいたいこんなところで僕の趣味について書けたと思う。好きなこととなるとキーボードを打つ手が止まらず、文章をまとめるのに苦労した。今後好きなことについて語る機会があれば、そのときは存分に書きたいことを長々と書いてやろうと思う。
趣味や好きなことは生活に刺激を与え、人生を活性化させる。趣味を思う存分楽しめる人生を歩みたいなあと思う。