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ブックオフの108円コーナーから見つけた掘り出し物

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本が好きだ。だけど、金欠なため新品の本を買うことはめったにない。

 

そうなると、僕が本を読むには地元の図書館、もしくは大学の図書館で借りるか、ブックオフなどで安く買うかしかない。

 

そういうわけでよくブックオフに立ち寄る。108円コーナーをウロウロして、なにか掘り出し物がないか探すのが好きだ。そして、本当に買っても損ではないと思ったものだけ買う。

 

今日、ブックオフで108円の本を2冊買った。たった216円の買い物だが、僕としては2冊も本を買うのは珍しいことだ。

 

買ったのは、以下の2冊。

 

采配

采配

 

 

ダメな自分を救う本―人生を劇的に変えるアファメーション・テクニック

ダメな自分を救う本―人生を劇的に変えるアファメーション・テクニック

 

 

 

僕は横浜DeNAベイスターズを7年間応援し続けている。とは言っても、プロ野球全体のファンでもある。中でも、元プロ野球選手で、引退後も中日ドラゴンズで監督を務めた落合博満さんが好きだ。

 

僕はこの人に「野球人」としてではなく、「1人の人間」として惹かれる。落合さんという人を言葉で説明するのは、なんだか難しい。

 

監督時代には「オレ流采配」と称されるほど独自の理論や思想を持ち、それを貫く我の強さを持っている。考え方に軸があり、他者から批判を受けようがうろたえることはない。

 

日本人の中には、落合博満という人物を好かない人もいると思う。読んだことはないが、テリー伊藤著の『なぜ日本人は落合博満が嫌いか?』という本が出ているくらいだ。

 

だけど、僕はこの人にとても魅力を感じる。というか、憧れる。

 

決して、自分の芯がブレることなく、自分の考えを貫ける。そういう人に僕は憧れる。その考えが間違っていようと、おかしなことを言っていようと、言っている本人はきちんとした根拠を持って、自分の考えを信じることができる。落合さんのそういうところが好きだ。

 

この『采配』という本は、落合さんが8年間務めた中日の監督を退任した直後に発売された。落合さんが8年間どんなことを考えチームを率いてきたのか、どんな哲学を持っているのか、それを知りたくて本を買った。

 

2冊目の方は、もうまさに「ダメな自分を救いたい」から買った。だが、タイトルに惹かれて思わず買った、というわけではない。

 

僕はタイトルだけで判断して本を買うようなことはしない。きちんと、アマゾンなどでレビューを確認したり、はじめの数ページを読んで買うかどうか判断する。

 

この本の場合は、ネットで調べたときに「対人恐怖症の人におすすめの本」として挙げられていたというのが、購入の理由だ。

 

この本を読んだだけで、対人恐怖がなくなり「ダメ人間」を卒業できるとは思っていないけど、なにかしら吸収できれば、と思う。

 

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