本が好きだ。だけど、金欠なため新品の本を買うことはめったにない。
そうなると、僕が本を読むには地元の図書館、もしくは大学の図書館で借りるか、ブックオフなどで安く買うかしかない。
そういうわけでよくブックオフに立ち寄る。108円コーナーをウロウロして、なにか掘り出し物がないか探すのが好きだ。そして、本当に買っても損ではないと思ったものだけ買う。
今日、ブックオフで108円の本を2冊買った。たった216円の買い物だが、僕としては2冊も本を買うのは珍しいことだ。
買ったのは、以下の2冊。
- 作者: 落合博満
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2011/11/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 21人 クリック: 445回
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ダメな自分を救う本―人生を劇的に変えるアファメーション・テクニック
- 作者: 石井裕之
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2006/03
- メディア: 単行本
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僕は横浜DeNAベイスターズを7年間応援し続けている。とは言っても、プロ野球全体のファンでもある。中でも、元プロ野球選手で、引退後も中日ドラゴンズで監督を務めた落合博満さんが好きだ。
僕はこの人に「野球人」としてではなく、「1人の人間」として惹かれる。落合さんという人を言葉で説明するのは、なんだか難しい。
監督時代には「オレ流采配」と称されるほど独自の理論や思想を持ち、それを貫く我の強さを持っている。考え方に軸があり、他者から批判を受けようがうろたえることはない。
日本人の中には、落合博満という人物を好かない人もいると思う。読んだことはないが、テリー伊藤著の『なぜ日本人は落合博満が嫌いか?』という本が出ているくらいだ。
だけど、僕はこの人にとても魅力を感じる。というか、憧れる。
決して、自分の芯がブレることなく、自分の考えを貫ける。そういう人に僕は憧れる。その考えが間違っていようと、おかしなことを言っていようと、言っている本人はきちんとした根拠を持って、自分の考えを信じることができる。落合さんのそういうところが好きだ。
この『采配』という本は、落合さんが8年間務めた中日の監督を退任した直後に発売された。落合さんが8年間どんなことを考えチームを率いてきたのか、どんな哲学を持っているのか、それを知りたくて本を買った。
2冊目の方は、もうまさに「ダメな自分を救いたい」から買った。だが、タイトルに惹かれて思わず買った、というわけではない。
僕はタイトルだけで判断して本を買うようなことはしない。きちんと、アマゾンなどでレビューを確認したり、はじめの数ページを読んで買うかどうか判断する。
この本の場合は、ネットで調べたときに「対人恐怖症の人におすすめの本」として挙げられていたというのが、購入の理由だ。
この本を読んだだけで、対人恐怖がなくなり「ダメ人間」を卒業できるとは思っていないけど、なにかしら吸収できれば、と思う。