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内向的な人による、内向的な人のための、内省ブログ

そろそろお店に「接客不要カード」を用意すべきじゃないだろうか

コミュ障からのお願い。アパレル店や家電量販店をはじめ、店員さんが積極的に声をかけてくるタイプのお店は、店頭に「接客不要カード」を置いてほしいです。そのカードを手に取って店内に入ったお客さんにはこちらから声をかけない限り、店員さんには放っておいてほしい。

 

もちろん、接客をすることが店員さんの大事なお仕事だとは分かっている。丁寧な接客によってお客さんに気持ちよく良い買い物をしていただこう、という思いで接客をしているのだからすばらしいことだ。

 

しかし、しかしだ。積極的な接客によって売上を下げている可能性も十分にあると思う。実際、僕は積極的に声をかけてくるタイプのお店に入るのは避けてしまいがちだし、入ったとしても声をかけられたら、嫌になってすぐ店を出てしまう。もっと見たい商品があったとしてもだ。

 

僕が家電量販店に行くときは、店員さんと鬼ごっこをしているような気分になる。僕にとって家電量販店の店員さんは『逃走中』のハンターのような存在だ。つねにイヤホンで仲間と連絡を取り、ターゲットを見つければ瞬時に捕まえようとやってくる。

 

この話を友人にしたところ、その友人も同じようにぐいぐい来る接客はいやだと言っていたし、その友人の友人も店員さんに話しかけられたら、嫌になってすぐ店を出ると言っていたらしい。(ちなみにその友人2人は別にコミュ障というわけではない。)

 

積極的な接客によって生まれた売り上げと、積極的な接客によって失った売り上げ。そのどちらが大きいのかは分からない。もし、後者の方が大きいのであれば、「接客不要カード」を設置してみてもいいのではないだろうか。どこかの企業に実験的にやってみてほしい。