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内向的な人による、内向的な人のための、内省ブログ

どれだけ学ぼうとも”腑に落ちて”いなければ意味がない

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生きづらさを抱えていた僕は、ネットや書籍を駆使して、いろんな情報を手に入れていた。アダルトチルドレン愛着障害についての知識だったり、生きづらさと関連がありそうな書籍だったりを調べて、知識を蓄えていった。

 

グーグルで、

 

「自尊心 高める 方法」

アダルトチルドレン 生き方」

「自己愛 強すぎる」

「自分 変える 方法」

 

なんていう風なキーワードでさんざん検索した記憶がある。そして、調べてみるとネット上には、こうした情報がたくさんある。同じようにアダルトチルドレンで悩んでいる人や、強烈な自己嫌悪感に苦しむ人などに向けられたメッセージや知識がけっこうある。

 

それらをどんどん自分の頭のなかに叩き込んでいくのだけど、やっぱりそれだけではたいして人生は変わらない。「自分を変えるための5つの法則」なんてコラムを読んだところで、たいして実行しないのだからあまり意味はない。「ありのままの自分を受け入れましょう」なんて言葉はさんざん見受けられるけど、そんな簡単に自分を受け入れらるものじゃない。それができないから困っているのに。

 

そう、そういった情報を手に入れたところで、あまり自分は劇的に変わらないのだ。もっと正確にいえば、情報を手に入れた”だけ”では、自分を変えることはできないのだ。なぜなら、「頭」のなかに情報をどんどん入れたとしても、「心」は納得がいっていないからだ。知識は増えたとしても、心が腑に落ちていないのだ。

 

自分の行動や考え方を変えるためには、自分の「心」を納得させる必要がある。「あっ、こういうことか」と、腑に落ちる感覚がないと、なかなか自分は変わらない。頭でわかっているだけではダメなのだ。

 

どうやったら「心」を納得させることができるか。それは、やっぱり「行動・経験」することがもっとも手っ取り早いと思う。というか、それしかないんじゃないかと思う。自分の身体でなにかを体験し、感じることでしか、「心」に影響を与えることはできないんじゃないか。

 

座って画面の向うのネットを見る、本を読むだけではなくて、立ち上がってどんな些細なことでもいいから、なにかアクションを起こす。そうすることで、頭で理解したことが、すとんと腑に落ちて、自分を変えることにつながる。

 

幸せをつかめる人、つかめない人―「腑に落ちる」生き方を求めて

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