先日、12回目の石の裏のダンゴムシの会をやってきた。そのときに参加していたある男性が「ぜひおすすめの本があるのでブログで紹介してほしい」と。なんでもその方が、読んで価値観が変わって、だいぶ生きるのが楽になった本だという。僕自身は読んでいない本なので、内容や感想を書くことはできないが。わかる範囲で紹介していく。
人を動かす / D・カーネギー
自己啓発本としてすごく有名な本。
道は開ける / D・カーネギー
同じくカーネギーさんの本。どちらも自己啓発本の原点的な存在。
日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy / 厚切りジェイソン
この本は僕も気になっていた。本屋でちょっと立ち読みしたこともある。ジェイソンが人生相談にのっているというツイッターもちょっと見たことがある。外国人が日本人の「ダメなところ」をバシッっと指摘するところが痛快だ。ジェイソンが繰り返し強調しているのが、「人目なんか気にするな」「自分の生きたいように生きろ」ということ。分かっちゃいるけど、それが難しいんだよという気持ちもあるけど、読めばちょっと勇気が湧く。
嫌われる勇気 / 岸見一郎・古賀史健
これは1年前に僕も読んだし、このブログに感想も書いた。アドラー心理学を青年と哲人の対話形式で分かりやすく書いている。青年の人生に悩んでいる様子、自分にいら立っている様子なんかが、自分と重なって読みやすかった印象。「課題の分離」という考え方はいまでもときどき思い出す。
たとえば僕が友人Aに嫌われたかもしれない、と不安になったとする。しかし、僕のことを嫌うかどうかを決めるのは友人Aであり、それは僕にどうすることもできないし、するべきではない。嫌うかどうかは友人Aだけの課題であり、僕の課題ではない、という考え方が「課題の分離」だったと記憶している。(ちがうかもしれない)
以上、4冊をざっくり紹介した。紹介してくれた男性とは去年の7月に第1回目のダンゴムシの会ではじめて会ったのだけど、そのときはあまり元気がないような印象だった。けど、先日会ったときにはこれらの本の影響か、とても元気に見えた。本人も「去年はうつ状態だったけど、いまはあまり深く人生に悩んでません」と。
個人的にはジェイソンの本が図書館で手に入れば読みたいな、と。最近の本だし、人気なので予約でいっぱいの可能性が高そうだけど。読めば、ニートの僕の背中を押してくれそうな気がする。
- 作者: デールカーネギー,Dale Carnegie,香山晶
- 出版社/メーカー: 創元社
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